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博士の愛した数式(小川洋子)

本屋大賞受賞作で映画化もされた。興味はあったが図書館の予約数がはんぱでなく今も100件以上ある。しかし映画化のおかげか早くも文庫化され、文庫を予約したら早くにまわってきた。
しかし期待したほどの感動作でもなかった。多少のドラマはあるが割合淡々と語られる。主役は博士と私とルートの三人であるとともに、素数や友愛数などのさまざまな数でありタイガースでもある。
語り手は10才の息子のいる家政婦だが30前と意外に若い。博士は64才。舞台となるのは「瀬戸内海に面した小さな町」で年に二回ほどタイガースが遠征にくる。また時期はバルセロナオリンピックのある1992年。
数を主役として小説を書こうというのが作者の狙いならそれは十分成功している。数学については語り手自身素人なので、読者は無理なくついていける。そして素数や友愛数、完全数などの数の神秘を共に味わえる。それでも個人的に物足りないのはやはりストーリーが平板に感じてしまうせいだろうか。ただ数を主役にするためあえてそうしているのだろうという想像もつくが。

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» 「博士の愛した数式」(小川洋子/新潮文庫) [びぶりおふぃりあ]
オススメ度:☆☆☆☆★ オススメ対象:数学はニガテというあなたへ。 オススメポイント:江夏豊 ツッコミポイント:博士といっしょに息子の心配をする雷のシーンは心配のための心配 [続きを読む]

受信: 2006/01/10 00:59

» 博士の愛した数式 封切り [ネットで算数を楽しむブログ]
 明日21日、いよいよ「博士の愛した数式」が公開される。その影響か、未完成にも関わらず解説編にたくさんのアクセスを頂いているようなので、時間を見つけて仕上げようと思う。しかし明日は渋谷幕張中学へ入試の応援。夜はセンターテスト受験者の質問対応。取りかかれるのは来週かな…。  原作や映画をご覧になられた方、ぜひご感想をお寄せ下さい。3〜4行程度で、過度なネタバレにはならないようお願いします。また、批判意見もOKです。  悪戯対策のため、頂いた感想や評価の書き込みは手動で行いますが、半日以内に... [続きを読む]

受信: 2006/01/23 20:44

» 小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫 [活字の宇宙へと]
以前から話題になっており、映画化もされるので手にとってはみたものの、どちらかというと文系人間の私には、とっつきにくい内容なのではないだろうかという思いが、どうしてもぬぐいきれなかった。しかし、読み進めていくと、さしたる数学的知識が必要なわけでもなく、ぐん..... [続きを読む]

受信: 2006/01/26 20:52

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