半夏生(今野敏)
作中で舞台となっている場所を特定するために再読。冒頭がパレットタウンの円形広場というのは強く印象に残っていたが、ホームレスの原田が逃げ込んだのが潮風公園らしいとか、確保されるのがのぞみばしの手前であるとか、は意識していなかった。
文庫版での再読なので単行本で初めて読んだときの、バイオテロかという緊迫感は感じないが、それに埋もれていた安積や原田の視点によるお台場のある種の都市論がくっきり浮かびあがる。
須田はずっと隔離されているが、作中でも安積がいうようによく働いていた。その病院はどうやら聖路加らしい。築地7丁目とかかれているが、実際の所在地はとなり明石町。わざとずらしたのだろうか。
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